これまでの不妊治療の経緯①
2014年ごろにPCOSと診断されて、そのときのAクリニックの先生に
「今すぐ子供がほしいというのでなければ、ピルを飲んでおくほうがいい。生理痛も軽くなるし、排卵させずに卵子の数を保つことができるから」
と言われ、しばらくピルを内服していました。
2017年8月
夫と出会い結婚前提に付き合うことに。
子供が早くほしいと伝えていたし、自然排卵できないので不妊治療しないと子供はできないと話すと、
「入籍前(2018年1月入籍予定)だけど早めに治療始めたほうがいいんじゃない?」
とのこと。
2017年10月頃
ピルを3ヶ月おきにもらいに行っていたので、ピルが切れたタイミングでAクリニックに相談。
クロミッド内服と注射で卵を育てて、タイミングとりましょう
という治療方針に。
そして、それから何クールかタイミング法を試したのですが、結果出ず。
2018年1月頃までAクリニックに通ってみたものの、不妊治療専門の先生でなかったんですよね。
主人も「専門の先生がいるところにしたら?」と言うので、ネットで口コミとか調べてBクリニックに転院することに。Aクリニックの先生には言いづらかったので、紹介状など持たずに行きました。
2018年2月
Bクリニック初診。
不妊治療専門外来でこれまでの経緯、PCOSと診断されていることなど話し、内診・経膣エコー。
「おぉ〜これはかなりの多嚢胞やなぁ」と。
「奥さんの検査も必要だけど、ご主人も検査しないと。感染症の検査と精液検査ね。ご主人の来れるときでいいから。奥さんの方はクロミッドと注射で排卵させるようにするね。」
ってことでまたタイミング法継続。
2018年3月
なかなか検査に行きたがらない主人。
頼むからできるだけ早く行って、と説得ししぶしぶ検査。
「精液検査の結果は奥さんが聞きに来てくれてもいいから」
とのことで、私の外来で聞くことに。
先生「奥さん、旦那さんの結果なんだけど…精子がゼロなんだわ。」
私「え!?ゼロ!?笑」
なんかびっくりして笑ってしまった😂
示された紙にはっきり『精子数0個』
無精子症の可能性が高いから泌尿器科で診てもらって、とのことで泌尿器科のクリニック紹介。
2018年4月
主人1人で泌尿器科受診。
もう一度精液検査するもやっぱりゼロ😂
男性ホルモンの値も低い。
じゃあどうするか?
手術で精子を取り出す方法(TESE)もあるけど、そもそも精子を作る遺伝子が欠けている人はその手術をしても精子は得られないと。
その遺伝子の有無を調べる検査のために、血液を海外に送るから1ヶ月後に検査結果聞きに来てと。
なんだかえらいことになってるな〜って感じでした。
2018年5月
遺伝子検査の結果、幸い、精子を作る遺伝子は備わっているようで、TESEを受ければ精子を得ることができそうとのこと。
あー、ひとまず安心。
しかし県内でTESEを受けられる病院はC病院のみ。
私たち2人とも医療関係者。C病院のみ、と聞いたとき2人揃って「C病院かぁ…」ってなるくらい、あまりいい評判を聞かないところだったのです。
でも私は少しでも早く治療を始めて欲しかったので「しょうがないよ!C病院行こう」と言ったのですが主人は浮かない表情。
数日経ったある日、「ここの病院にしよう!」とネットで見せられたのは県外のクリニック。高速で1時間程のところでした。
私「え!?遠い!何回も通うのは私の方よ?私の負担考えてよ。」
夫「でもここの病院は不妊治療専門で病院の実績とか全部公開してるしこっちのほうが絶対いい!」
しばらく揉めましたが、主人が行く気になってるならもういいや、と私が折れました。笑
②へ続く